<アラブ首長国連邦>
99年の夏、、、日本も猛暑だというのに、私は激暑ともいうべきアラビア半島に
向かうため、シンガポールからエミレーツ工航空デュバイ行きに乗っていた。
デュバイの気温は50度近く、、、(日中)、湿気もほぼ100%という地獄のような世界に
なぜ、、、。私のいつもサルサで一緒に踊っていた友人に石油会社勤務の人がいたのだが、
彼がアブダビに転勤したのである。元来アラブ首長国連邦(以下UAE)に興味の
あった私は友人と早速訪問することにしたのである、、、。エミレーツ航空はエコノミーだという
のにビジネスシート並みの快適さでさすがUAEの航空会社だと感じた。シートピッチはもちろん、
前の座席との空間がかなり広く、いわゆる奥の席でも迷惑をかけずにトイレにいける。
リクライニングのほか、足を置く場所、腰のリクライニングまでついていた。
デュバイに到着し、ちょっとてこずったもののビザを取得。早速空港から外に出たが、
早朝ということもあってか、ものすごいモヤがかかっており遠くが見えなかった。
車を待つだけで、ジト〜っと汗をかく。気温はまだ38度くらいだがとにかく湿気が強い。
車のフロントガラスもすぐにくもってしまった。昔、噂にUAEでは空港から市内へ出る
高速の壁が金だと聞いていたがそんなことはなかった。しかし、走っている車はヨーロッパ
でよく見るようなハッチバックの小型車でもなく、アメリカで見るようなとにかく人がたくさん
乗れればいいやみたいなものでもなく、日本で見るようなカローラのセダンや四駆でもない。
走っている車とくると、みんなBMW(しかも7シリーズ)、ベンツ(しかもSクラス)、キャデラック、
と超がつく高級車ばかり。これにはびっくりした。そして、家もマンションなどの集合住宅は
あまりなく一軒屋が多いがみんなお屋敷である。白亜の豪邸とはこのことか、庭付きの
瀟洒な住宅でプールまで付いている。
UAEはイスラム国家とはいえ、サウジアラビアなどのような厳格なものではなくかなりの
ソフトイスラムである。アジアやインドからの移民が多く、イスラムでない人は別に肌を
露出していても、お酒をバーで飲んでも全くとがめられない。アラビア半島にしては自由な
国である。ただ、さすがに街にいるのは男ばかりで、乗り物に乗っても男の中に女2人という
感じでかなり異様な感じではあった。女性は黒いベールで肌を覆うが、元来UAEに住んでいる
人はそれなりに信者で、眼しか出さずにいた。ショッピングモールの中にメリーゴーランドがあり、
子連れで女性が乗っていたが、眼しか出ていないので果たしてどんな顔をしているのか検討が
つかず不思議な感じだった。またトイレでも、眼だけを一生懸命お化粧しているし。。。
クルーズに乗ったとき、観光客は私たちだけで後は地元の方々だったのだが、食べるときどうする
のかなと思ってみていたら、ベールをとるわけではなく、ベールをいちいちあげて食べ物を口に運び、
運び終わったら戻すという何とも面倒なことをしていた。では男性はどうかというと、あまりスーツなどの洋服を着た人はいなく、ほとんどが白いイスラム服を着ていた。
このほうが暑いイスラムでは汗をすいとっていいのかな。ただ、薄いガーゼのような生地でやたら薄いのが
気になりました、、、。
何が楽しくてUAEに行くかは分からないけど、UAEでこそ楽しめるものもある。私達は、砂漠サファリに
4WDで出かけた。砂漠につくまでは快適なドライブであったが、着くやいなや急なスピードで45度は傾いた
だろうか、ジェットコースター並みのカーブにびっくりした。サファリはだいたい何度にも傾きながら
進むが、周囲が砂漠ということもあって位置が全くわからない。左に45度も傾けば左の窓に見えるのは
砂漠の砂、、、でも右に見えるのも砂漠の砂、、、なので今車がどっちに傾いているのかも分からなくなってくる。
最初はキャ〜キャ〜楽しんでいたが、次第に酔い止めを飲んだにも関わらず吐き気を催し、しまいには
車の中で思いっきり戻してしまった。。。しかし、そんな無茶な走りも終わり、太陽が沈むのを裁くの地平線
の彼方に見たときは、何かあまりにスケールの大きさを感じ自分って小さいなあと貫禄にひたってしまった。
気持ち悪さは日の入りのスケールでどこかへ消えてしまい、その後にあったベリーダンスの催しも自ら
参加して砂漠での一夜を楽しんだのであった。
他には、友人の車でとなりの首長に出かけた。友達はかなりアバウトな奴で、地図をもっていない。カーナビ
もない。あるのは方位磁石だけ、、、。後はその方向に向かってひたすら走るのみ。
でも、なんとなく方向はあたって、隣の首長まで辿り着き、何か全く風景のないハイウエイをひたすら走った、、、。
その日の灼熱の太陽と来たらすさまじく、外気温は47度近くまであがっていた。こうなると、地表に立ったときの
体感気温はおそらくサウナ以上のものになっていた。実際、日傘をさしてはいたが、顔にあたる太陽が
まぶしいではなく「痛い」に変わっており、動かなくてもどんどん出てくる汗に恐ろしささえ感じた。
私の友達はそんな中、方位磁石の次に宝としている?温度計で車の気温をはかったり砂の気温を
はかったり楽しんでいた。友達に連れてこられた場所はさえぎるものが何もなくとにかく脱水症状を
起こしそうであった。やっと車に戻り、ある砂漠の博物館のようなところへ行き、やっとデュバイに戻ってきた
のであった。私達は暑さで体力を奪われてへとへとだったのに、じゃあ今夜も踊りに行こうというではないか、、、。
さすがここの住民だと、暑さに負けない体力に脱帽した。
<オマーン超え>

(オマーンとUAEの国境で)
UAEに来たら、オマーンはもうすぐ先。私達は現地ツアーに参加してオマーン国境へ行った。
途中、らくだの市やら、博物館やらを訪問しつつ、"Welcome to Oman"の表示が掲げられるオマーンへ!
オマーンではビザを持っていないので国境地帯に限られたが、記念に切手などを購入した。
国境近くで何か工事をしていたが、工事のおじちゃん(オマーン人)に日本から女性が来たと喜ばれ
抱きつかれて一緒に写真をとった、、、。まあ、結構楽しかった、、、。
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