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1994年8月〜9月の35日間 ヨーロッパ入門編
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友人と初めて電車を使ってヨーロッパを回った。到着する日のパリの ホテルは日本で予約したが、後はどこに行くかも決めていないのでホテル などの予約は入れていない。ただ、決まっているのは約1ヶ月後にローマから 日本に帰国するということ!!!無事帰国できますように。

<パリ>
パリでは翌日からYHに宿泊した。海外で初めて泊まったYHなのに、ものすごく 汚く、シーツや布団はビニールだし、シャワーは男女共同でいい印象がなかった。 シャワー室は裸足で歩くのは気持ち悪いくらいで、「絶対にビーチサンダルを 持っていこう」と言ってくれた友人に心から感謝! でも、1Fにあるバーでは毎日仲良くなった中国人とお酒を飲んで楽しいひと時を すごしていた。
パリではひたすら地下鉄と歩きで市内を観光した。パリの地下鉄はちょっとトイレ臭いと思うのは私だけ だろうか。ちょっと地下特有のにおいと 芸人がいきかう階段の踊り場と、、、華やかなパリとは正反対のパリが地下にあった。
他にも、モンマルトルのほうに行くと人種もいろいろになるし、ジプシーの方も多かったりで 全てが華の都パリというわけではないんだなと感じた(なんだかモンマルトルのストリートは 巣鴨のおばあさん銀座みたいだったりもして)。
それでも、セーヌ河越しに見るノートルダム寺院の尖塔やシャンゼリゼを行き交うパリジェンヌを 見たり、犬までおしゃれにドレスアップして散歩している公園を歩いたりすると、本当のパリらしさ も感じた。パリで面白かったのは学生の街であるカルチェラタンで、安い食堂があったり、いろいろな種類の 文房具があったりで、歩いているだけで楽しかった。
パリでの面白い体験は会社の社員食堂体験。父親が昔こちらに出張に来たこともあり、在住している日本人の方に連れて行ってもらった。社員食堂というと日本のを想像してしまっていたが、さすがはパリ。まさにそこはカフェテリアという名にふさわしかった。バイキング形式ですきなお惣菜をとってくる。自由に選べるパンは焼きたて。テーブルもお洒落で、卓上にはおいしいバターが準備されている。もちろんコーヒーは飲み放題でコクがあっておいしい。社員食堂とは言いながら、十分にお洒落なカフェをかもしだしていた。

<パリ〜フランクフルト>
フランスは今回はパリくらいで、早速次の国ドイツへ行くことに。フランクフルトまではパリから列車で 7時間くらいだった。駅でサンドイッチやら水やらを買って電車に乗り込んだが、やはり途中寝てしまった。。 隣に座っていたドイツ人の女の子が食べていたソーセージがすごくおいしそうで、今夜絶対に 食べようと思った。

<フランクフルト>
宿をYHにしたが、YH発祥の地ドイツのYHは非常に美しい。パリで散々だったのでその違いにびっくり。 布団はかわいらしいチェック柄、シャワーは広く清潔、ベッドも木のぬくもりたっぷり!
荷物を置いて歩きだすと、日本人のおじさん軍団に遭遇。5人くらいの団体だったが、何でもフランクフルト で行われる料理コンテストのためドイツに来たとかで、みなさん料理人だった。気に入られたのか寂しかった のか、りんご酒をご馳走になり、さらに広場でソーセージを食べながらビールでもという話になって 夕食までご馳走いただいた。
夕食後お別れして、さてYHに帰ろうと思ったのだが、広場は真っ暗、周りは公園、、、でいまいち 居場所がわからない。しかも、何だか公園には怪しい人(やる気のなさそうな目をした人、、、ちょっと いってしまっている人、、、)が目立つ、、、。タクシーに乗ってしまおうかと思ったが、とにかく 広い道路に出て地図を広げた。気づかないうちに結構歩いていたんだな。場所を確認してYHまで 歩いて帰った。後でガイドブックを見ると、その公園はDANGEROUS ZONEと表記されていて、 夜は麻薬の常習犯ばかりとなるので絶対に歩かないようにと書いてあった、、、。

<フランクフルト〜ローデンブルグ>
バスでローデンブルグへ。ユーロパスでバスがかなりの割引になった。このバスはロマンチック 街道バスといって、街道沿いにある街に停留しながらミュンヘンまでいく。最初はローデンブルグ まで行き、そこに1泊することに決めた。ローデンブルグは城壁に囲まれた街で、道も石畳のままで かなり狭かった。教会を中心にして街が広がっていて、周囲が全て城壁で囲まれた丸いイメージ の小さな街である。私たちが行ったときはちょうどお祭りをしていて、街の人がみな民族衣装を 来て楽器を吹いたり、道でケーキを売ったりしていた。
しかし街を楽しんでいる間、目にゴミが入ったのでめがねをとったところレンズが外れてしまった! ガ〜ン!かなりショック、、、。コンタクトも持っているがめがねも必需品。これがなくては景色を 楽しむこともできない。神頼みする気持ちでローデンブルグのめがねやさんに入ってゆくと、 私の焦りとは反対にゆ〜ったりとしたおじいさんが3マルクで直せるよ!とすぐに直してくれた。 よかった。。。そのおじいさんが神様に思えた。
翌日、朝散歩をしていたら、老夫婦が「Guten Morgen!」と挨拶してくれた。なんとも気分爽快だった!

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